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その一 |
『金があれば鬼に臼をひかせることもできる』
中国のウスはとても大きく、農家では馬やロバにひかせます。
お金があれば相手が恐ろしい鬼であっても買収して、その大きなウスをひかせることができるということを表現しています。
イコール日本の「地獄の沙汰も金次第」。 |
そのニ |
『金があれば阿保も上座、落ちぶれれば鳳凰もニワトリに劣る』
中国では伝説のめでたい鳥(鳳凰)も、落ちぶれてしまえば…と、お金に対するドライさを表しています。 |
その三 |
『金はあっても弔問客は買えない』
その人の器は財産だけで決まるものではなく、普段の付き合いが大事ということです。 |
その四 |
『大きな網が大きな魚を獲る』
商売をするうえで投下資本が大きければ大きいほど成功した時の見返りが大きい。他にもこんなこばなしが…。
『もしここに一万円あったら、上海人は100万円のものを買い付け、内金に一万円払う。広東人は一万円の内九千円貯金して千円で商売する。福建人は一万円持って投資しようと思うだけで何もしない。山東人は一万円持っている奴から強盗して取ろうとする。』
華僑の中でも出身地によって違う事業を展開するときのおもいきりの良さ、悪さをおもしろく表現しています。ほんとうですかね?
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